【C芽】ひとことvol.9(続編・枝垂れ桜の謎)

【C芽】ひとことvol.9(続編・枝垂れ桜の謎)

みなさん、こんにちは。

科学者の先生方の「言葉」を届ける取り組み「ひとこと」からの第九弾の投稿です。

今回も、「市民と科学者のトークグループ CAS talk」でいつも記事を書いてくださっている松田先生からの「ひとこと」で、なんと!先日の「枝垂れ桜の謎」の続編です。

「枝垂れ桜の謎」はこの間の人気記事となっています☆

前回分と合わせてぜひお読みいただけたらうれしいです^^



★「ひとこと」第九回投稿★

〈タイトル〉

続編・枝垂れ桜の謎

〈本文〉

 この前に(6月29日)で枝垂れ桜の枝先が地表に激突しないのは何故かをテーマにしましたが、その原因をひとつずつ観察によって調べましょう。まだ証明されていないけれど考えられる原因は仮説と呼びます。その仮説のうちのひとつ、

①枝垂れ桜は植えられたときに地表のレベルを覚え、枝は地表が近くなると遺伝子が方向を変えさせる。

これは正しいでしょうか? 

 写真1,2を見てください。 

枝垂れの枝はどれも植えてある地表のレベルより下まで伸びていました。

つまり、仮説①は正しくないことを示しています。

さて、この先どうなるでしょうか?

写真1の枝は道路面までまだまだあるので、来年まで待っても参考になりませんが、写真2の枝垂れ枝はこのあと伸びて水中に沈没するか、あるいはセンサーがあって回避するか、来年になればわかるのではないかと期待します。

また(その1:6月29日)で示した地表への激突を回避した枝はその後どうなるか観察ができます。

写真1 この枝垂れ桜(三春の滝桜の2代目)の地表は写真の白線のレベルなので、道路に向かってはっきりと地表レベルより下に垂れ下がっています。

写真2 街中に水路が多い越前大野で早朝散歩中に偶然みかけた川面に向かって枝垂れる桜の枝。桜は民家の塀のむこうに“ソメイヨシノ”と“枝垂れ桜”が並んで植えられていました。地表のレベルは塀の手前の犬走と同じです。ソメイヨシノの枝は川面に近づかずに上に伸びていましたが枝垂れ桜は地表レベルより下に伸びて川面に向かっていました。

*6月29日の「枝垂れ桜の謎」は以下からご覧いただけます。

【CAS×芽育】ひとことvol.4

投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】

1945年生まれ・京都大学出身・工学博士

原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任

専門は核融合炉システム

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【「ひとこと」について】

専門家の先生方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

まずは、科学者の先生方の「言葉」から発信中。

【CAS×芽育】の新しい取り組み「ひとこと」



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について

【CAS】市民と科学者のトークグループ CAS talkについて