【CAS×芽育】ひとことvol.7「生命は宇宙から?」(加藤先生)

【CAS×芽育】ひとことvol.7「生命は宇宙から?」(加藤先生)

みなさん、こんにちは。

科学者の先生方の「言葉」を届ける新しい取り組み「ひとこと」からの7回目の投稿です。

今回は、私と一緒に「市民と科学者のトークグループ CAS talk」の代表をしている加藤茂孝先生の「ひとこと」です。

今回は生命と宇宙の神秘に迫ります。

★「ひとこと」第七回投稿★

〈タイトル〉

「生命は宇宙から?」

〈本文〉

 以前から生命の起源について地球上で生まれたのか、宇宙で生まれて地球に運ばれてきたのか、の議論がありました。

インフルエンザは、まだウイルスや細菌が発見される前に、宇宙から地球に降ってきた病気と考えられてこの名前が付きました。「降り注いできたもの」と言う意味です。

近年、隕石の科学的分析が進んで、その中からアミノ酸(生命活動に必要なたんぱく質を造る素材)が見つかりました。

このアミノ酸が本当に隕石に含まれていたのか、地球に落下してから触れた動植物のアミノ酸が付着したのではないかと疑問が残っていました。

ところが、日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」から持ち帰った石から、2022年6月6日 の発表で、20種類のアミノ酸全部が見つかったのです。

更に7月4日の別の発表で、核酸DNA,RNAの素材の塩基5種類全部が隕石から見つかったという報告がありました。生命はどうも宇宙から来た可能性が高いようです。

日本科学未来館で展示されていたリュウグウのサンプル(中央の小さな黒い小石)。

投稿者:加藤茂孝先生プロフィール】

1942年生まれ・東京大学出身・理学博士

国立感染症研究所室長、日本ワクチン学会理事、米国疾病対策センター(CDC)客員研究員などを歴任





【「ひとこと」について】

専門家の先生方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

まずは、科学者の先生方の「言葉」から発信中。

【CAS×芽育】の新しい取り組み「ひとこと」



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について

【CAS】市民と科学者のトークグループ CAS talkについて