【CAS×芽育】ひとことvol.4

【CAS×芽育】ひとことvol.4

みなさん、こんにちは。

科学者の先生方の「言葉」を届ける新しい取り組み「ひとこと」からの第四弾の投稿です。

今回も、「市民と科学者のトークグループ CAS talk」でいつも記事を書いてくださっている松田先生からの「ひとこと」です。



★「ひとこと」第四回投稿★

〈タイトル〉

枝垂れ桜の謎

〈本文〉

 枝垂れ桜の枝はどこまで枝垂れるのか? 今春、芽吹きの枝垂れた枝が地表の20cmくらい上で方向を変え、地面に激突するのを避けていることに気付きました(写真)。

何故そうなるか一緒に考えてみましょう。幾つかの理由が考えられます。

①枝垂れ桜は植えられたときに地表のレベルを覚え、枝が地表が近くなると遺伝子が方向を変えさせる。

②一旦は下に伸びるが枝先が地表に達すると方向を変え、地表を這う。

③枝先付近に地表を検知するセンサーがついていて、地表が近づくと枝が伸びる方向性を変えるように信号をだす。

もし②だとすると枝が地表ではなく、その少し上で方向を変えている理由の説明が必要です。

また、③だとすると、センサーは枝のどの部分にあるのか、また何を(光、温度?)測っているのか調べなければなりません。

①~③は科学でいう仮説です。私もまだ確たる答えを持っていません。

これから観測を重ねて一緒に真相を突き止めませんか? 

投稿者:松田慎三郎先生プロフィール】

1945年生まれ・京都大学出身・工学博士

原研核融合那珂研究所長、理事を経て2011年から東工大、京大、東北大特任教授、研究員、ITER国内チームリーダ、プラズマ核融合学会長を歴任

専門は核融合炉システム

【「ひとこと」について】

専門家の先生方の「言葉」を子どもたちや市民に届けていく取り組み。

まずは、科学者の先生方の「言葉」から発信中。

【CAS×芽育】の新しい取り組み「ひとこと」



*参考:「市民と科学者のトークグループ CAS talk」について http://manasapo.net/blog/?p=528